デカップリング回避の狙いか 李首相らが相次ぎ米企業トップと会談「協力強化を」と異例の呼びかけ

新疆問題をめぐって外資企業への不買運動を煽った中国当局は、欧米企業との関係を改善しようとしている。当局は各国との経済的なデカップリング(分離)を回避する狙いがあるとみられる。
2021/04/15

中国王外相が訪日、関係改善を図る

今年1月河野太郎外相の訪中に続き、中国の王毅国務委員兼外交部長は15日来日した。王外相の来日は約9年ぶりだ。日中関係は、2010年以降中国も領有権を主張する尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐって、急速に冷え込んでいた。
2018/04/16

全人代閉幕、中米首脳会談「意思疎通している」朝鮮半島も言及=李克強首相

北京の人民大会堂で今月5日から開かれていた第12期全国人民代表大会(全人代)が15日に閉幕。李克強首相は閉幕後の記者会見で、4月に行われる予定とみられる米中首脳会議について「現在、両国の外交関係者が意思疎通している」と述べ、早期実現を望むと示した。一方で、緊迫する朝鮮半島情勢について、「騒ぎが続くのは望まない」と関係国に緊張緩和を呼び掛けた。
2017/03/16

「国有企業管理層を大幅縮減」-李克強首相

中国政府当局の政策や情報を発信する「中国政府網」(5月18日付)によると、李克強首相は今後3年間に中央政府直轄国有企業(央企)の管理層に対して、現在の5~9層から3~4層以下に縮減させるなど、国有企業改革に関するいくつかの方針を明示した。
2016/05/23

なぜ中国はボールペンのボールが製造できないのか 企業の本音「模倣されるから」

中国の李克強首相が1月に「中国は現在ボールペンのボールすら製造できない」と発言したことについて、現在、中国国内で広く議論されている。なぜ中国製造業がボールペンのボールを製造できないのかについて、国の専門家は材料科学の技術不足、法的保障がなく直ちに他の企業に模倣される恐れがあるなどの原因で、中国企業がボールペンのボールを製造しないようにしていると分析した。3月16日付国内ニュースサイト「澎湃新聞」が伝えた。
2016/03/22

李克強首相、全人代で「不動産市場」に言及 専門家「引き続き中国経済のけん引役」

李克強首相は3月5日に開幕した全人代の「政府工作報告」において、中国不動産および住宅市場に関する政府方針を示した。専門家は今後10年間、不動産市場は依然として中国経済成長の主要けん引役である一方で、住宅の在庫削減も当局の重要な任務と位置付けられていると分析している。
2016/03/08