大物経営者が相次ぎ要職を退任 民営企業に牙を剥いた中国共産党
中国国内メディアの報道によると、IT企業最大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)創業者の馬化騰氏と、パソコン最大手の聯想集団(レノボ・グループ)の創業者である柳伝志氏がこのほど、関連会社の要職から退任した。また、浙江省杭州市政府はこのほど、市内にあるアリババ集団などの大企業に100人の幹部を配置した。中国当局による「国進民退(国有企業を大きく発展させ、民営企業を排除する)」の政策で、中国民営企業が今後一段と衰退するとみられる。