【大紀元日本5月23日】中国四川省大地震発生から十日目、震災地では多くの被災者が、まだ泊まるところがなく、テントが至急必要されているという。
一方、被災地から離れている成都市では、多くの高級住宅地やレジャー施設に「救災専用」(被災者専用)と書かれたテントが見られ、中でマージャンを楽しむ者もいたようだ。さらに「救災専用」のテントが一枚で700から1300人民元の価格で多くの店舗で販売されている。被災者援助用の救援物資が、関係者に横領されて私物化され、あるいは政府関係者に優先的に回され、一般市民は手作りのテントで日々を忍んでいると、インターネットに写真が出回り、非難を呼んでいる。また、義援金が着服されているのではないかという懸念の声も上がっている。
インターネットで騒ぎになっているためか、テントを撤収する人たち。そばにはパトカーが止まっている
「救災専用」の文字が塗りつぶされたテント
(翻訳/編集:高遠)
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