【大紀元日本7月10日】メキシコと米国の国境地帯から米国に不法入国する手段が、中国人にも使われるようになった。米国境警備隊によると、最近、米テキサス州から不法入国する中国人が急に増えている。米ニュースサイトNational Review Onlineが7日の報道でその実態を伝えた。
同州南部のリオ・グランデ・ヴァリーは米国とメキシコの国境地帯に位置している。逮捕された中国人はほとんど、不法入国の理由について、「『一人っ子政策』を逃れるため」と言う。中には「中国に帰るのが怖い」と言う者もいる。
又、同州ミッション地区のアンザルデュアス・パークを水上バイクで横断し、米国に入国しようとした数人の中国人が逮捕された。
国境警備隊の幹部の話では、一日で5、6人の中国不法入国者を取り調べた日もあるという。
米移民税関執行局のデータによれば、2012年と2013年の2年間で、米政府は計1678人の中国人を強制送還した。
(翻訳編集・叶子)
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