【大紀元日本8月18日】米旅行誌「コンデナスト・トラベラー」の調査によると、中国の北京は旅行者にとって友好的でない世界の都市6位にあがった。理由は公害、人混み、雑然とした交通事情だという。ワースト5都市は南アのヨハネスブルグ、仏カンヌ、露モスクワ、仏パリ、仏マルセイユ。
旅行者は北京を「大気汚染により北京の魅力的で美しいところが台無しになっている」「汚れた道路、ひどく乱暴な運転」などと意見を寄せた。
北京の大気を浄化するには1兆元(約17兆円)かかると言われている。中国環境保護省は被害を抑えるため、当局が定める大気汚染レベルが危険域に達した日には学校閉鎖、労働時間の短縮、屋外活動の制限などの措置を取っている。
2013年、北京は外国人観光客が前年度比で14%減り、2014年度四半期ですでに前年度同期の10%も減っているという。
他にも世界旅行情報サイト「トリップアドバイザー」の投票では、北京は友好度やタクシーの対応などで世界最悪都市第2位になっている。
(翻訳編集・佐渡 道世)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。