李洪志大師は法輪功の創始者です。
法輪功は法輪大法とも呼ばれ、宇宙の根本的特性である「真、善、忍」の理念に則して心身の向上に努める気功修煉法です。
李先生はノーベル平和賞に4度ノミネートされ、人権や思想の自由を守る個人等を讃える欧州議会のサハロフ賞にも推薦されました。
また、国際人権団体フリーダムハウスの国際宗教自由賞の受賞者でもあります。
李先生の著書「転法輪」は世界で40カ国語に翻訳されています。
この度ご紹介する李洪志大師の文章「なぜ衆生を救い済度するのか」は中国語から翻訳したものです。
なぜ衆生を救い済度するのか
創世主はなぜ衆生を救い済度しているのでしょうか! 彼が衆生を愛しているからです! 衆生の命は全て、彼によって与えられたからです。
天体が成、住、壊、滅を経て末後に至ったとき、創世主は二億年の時間をかけて三界を造り、衆生に救いを得るための様々な形と機縁をあらかじめ用意したのです。同時に、人間の文化と思考・行動様式を築き上げました。彼はさらに、自らの神体を使って衆生の罪業を消したのです! 衆生を救うために彼は自らの全てを捧げました。
末後に衆生を救い済度するとき人間が神の要求に到達できるよう、二億年の間、創世主の無数の分身が世に転生し、人類の文化の土台を作り、人類の道徳を見守ってきました。歴史の長い歳月が経過し、生命が千万年の間、転生しながら待ち続けているうち、徐々に世の人の生命の真体(各民族を含む)の多くは創世主と様々な親縁関係を持つようになり、このため、創世主は世の人への愛情をより一層、深めたのです。末後に至ると、救い済度がより良い結果を得られるようにするため、創世主とこの種の繋がりを持っていない生命はこの時期に人間になることができません。この時の世の人の真体は創世主の配下になり、世の人が信じている神が、法や道を説くために人間に転生したときに利用した人間も、創世主の配下なのです。その目的は、神が人体を利用して、創世主による最後の救い済度のとき世の人に神の文化の土台を作るためです。受け継がれてきた各種の正教も人間の道徳を守るために存在しており、創世主による最後の救い済度を待っているのです。創世主にとって、彼には自分の配下の人を愛する権利があり、彼が愛すべきだと思う人に、より一層愛情を注ぐのです。これは彼の権利であり、誰も干渉することができません! これは生命に対する彼の無上の恩賜なのです!
創世主は天体のすべての神の主であり、彼は主の主、王の王を作り上げた者であり、すべての衆生の主宰者であり、彼が作った三界にいるすべての人、神、物が含まれています。彼の愛は衆生への至高の聖恩なのです! 彼に愛されていることは世の人にとってこの上ない幸運なのです!
師 李洪志
二〇二三年四月十七日