6月30日、上海発東京行きの中国格安航空・春秋航空IJ004便が飛行中に機械トラブルを起こし、緊急事態に陥った。機体はわずか10分の間に高度1万1千メートルから3200メートルまで急降下して、機内では酸素マスクが突然落下し、乗客たちはパニックに陥った。

ある乗客は、SNSで「命は助かったけど、魂が抜けた。足がまだ震えている」と投稿。最終的に同機は目的地の東京・成田空港を断念し、大阪・関西国際空港に緊急着陸した。

この事故のわずか5日前、6月25日にも、同じく中国の格安航空会社「吉祥航空」HO1887便が、上海市から深セン市へ向かう途中、突然の乱気流に遭遇して、機内食の配布中に激しい揺れに見舞われ、食事のトレーやスマートフォンが宙を舞い、客席は騒然となったという。SNSには「麺が空中に浮かんだ」「周りは絶叫の嵐」といった体験談が相次いだ。

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