ホワイトハウスがCNNをプール代表から除外したことを受け、各局が対抗措置に出た。
テレビ各局は9月21日、トランプ米大統領に対するテレビ・プール取材を拒絶すると発表した。これは、大統領と一部の報道機関との間で激化する対立の最新の動きである。
「テレビ・プール取材」とは、大統領の動静を限られた人数の代表社が取材・撮影し、その映像や音声を各社で共有する仕組みを指す。通常トランプ大統領のテレビ・プール取材を担当する報道各社グループの代表代行であるブライアン・ボートンは、プール参加各社への通達で「本日付で、テレビ・プールは大統領のプール取材指定イベントを取材しない」と記した。
「これは、CNNに割り当てられたプール取材の任務履行を阻止したホワイトハウスの方針を受けたものだ。代替のプール取材班が配置されることはない」
ホワイトハウスはコメントを控え、トランプ大統領がTruth Socialに投稿した内容を参照するよう求めた。
大統領は9月21日、「ホワイトハウスは、私が重んじている報道の自由を攻撃しているのではない。我々の愛するアメリカ合衆国で癌のように増殖したフェイクニュースを攻撃しているのだ。それは腐敗し、意図的で、蔓延しており、完全に足並みを揃え、完全に制御不能となっている。国家安全保障に対する脅威であり、今すぐ止めさせなければならない!」と投稿した。
CNNとFOXニュースは、トランプ大統領の発言のテレビ放送を輪番で担当しているネットワークのうちの2局である。他の社にはCBS、NBC、ABCが含まれる。
5社は共同声明で「国民には、政府に関する正確かつ独立した情報を受け取る極めて重要な権利がある」とし、「いかなる政権も、その報道内容に異論があるからといって報道機関を制限すべきではない」と述べた。
2009年には、オバマ政権の当局者が政権幹部へのインタビューからFOXニュースを排除しようとした際、テレビ各局が政権に圧力をかけた経緯がある。この圧力により、最終的に政権側はFOXの参加を認めることになった。
トランプ大統領は9月21日、ワシントンでの会談やテープカット式典への出席が予定されていた。また、翌22日にはニューヨークの国連総会で演説する予定であった。
9月21日のテレビプール代表はCNNが担当する予定だったが、ホワイトハウスが同社を予定から除外した。
トランプ大統領は最近、CNN、ポリティコ、MS NOWについても、フェイクニュースを繰り返し報じ、前向きな話題を省いて否定的な動向ばかりに焦点を当てた記事を掲載したと非難し、ホワイトハウスへの立ち入りを禁じていた。
JD・ヴァンス副大統領は9月21日、メリーランド州で記者団に対し、「実質的なプロパガンダに手を染めるのであれば、ホワイトハウスへの特別なアクセス権を与えるつもりはない」と語った。
報道各社は9月21日、報道の自由に対する違憲な介入であるとして、トランプ大統領らを提訴した。
訴状の中で各社は、「憲法は、報道機関やホワイトハウス担当記者が持つ記者証、ならびに国民の利益のためにホワイトハウスを取材する上でその記者証がもたらすアクセス権という、自由および財産的権利を保護している」と主張した。
「大統領が今回行ったように、いかなる当局者も事前の通告や適正手続き、警告もなしに、気まぐれで原告からそれらの権利を奪うことはできない」
なお、9月21日にはプール取材の少なくとも他の部門は一部継続していた。
ペン記者(活字メディア)代表として割り当てられていたワシントン・ブレード紙の記者ジョー・レバーケニーは午前10時17分、大統領のスケジュールとワシントンの天候を記載した最新情報をプール各社へ送信した。
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