中国 危険な制止に批判 釈明にも疑問

バイクを止める職員、その手には電動ノコギリ?!=中国

2026/10/20 更新: 2026/10/19

電動ノコギリのような工具を手に、バイクに駆け寄る男。刃をライダーの目の前に突き出し、威圧する。しかも男の正体は、高速料金所の職員だった。中国で撮影された恐怖の光景が波紋を広げている。

10月5日、中国・江西省贛州市寧都県の高速料金所で、高速道路に入ろうとしたバイクを職員が制止した。

江西省ではバイクの高速道路への進入は禁止されている。問題は、その止め方だった。

ネット上に拡散した映像には、職員が電動ノコギリのような工具を手にバイクに迫り、刃のついた部分をフロントガラス付近に突き出す様子が映っている。

職員はライダーにエンジンを切るよう要求し、警察を呼ぶよう同僚に指示。その後、双方は口論となり、職員がバイクに取り付けられたカメラまで外した。

実際に使われたのは電動ノコギリではなく、植木を刈り込むための電動工具「ヘッジトリマー」だった。

映像がネット上で拡散すると、「危険すぎる」「違反を止めるにしてもやり方がある」と批判が相次いだ。

世論の批判が高まるなか、料金所の上級管理部門は6日、職員は当時、植木の剪定作業中で、バイクを止めようとした際に「慌てて工具を置く暇がなかった」と釈明。一方で、対応が不適切だったことは認めた。

しかし、この説明にも疑問の声が上がった。映像を見る限り、「置く暇がなかった」のではなく、「あえて工具を手にしたまま、バイクに駆け寄っている」ように見えるというのだ。

職員が意図的に工具を突き出したのか、それとも本当に置く暇がなかったのか。理由はどうあれ、目の前に突然、刃のついた電動工具を持った職員が迫ってくるとは。想像しただけでも怖すぎる光景だ。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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