かつては寝る暇もないほど仕事が殺到していた人気俳優が、今では2年以上も新作ドラマを撮影していない。
中国の芸能界で、いったい何が起きているのか。
中国の人気俳優、王凱(ワン・カイ、44)は10月19日のインタビューで、近年、出演作品が減った理由を明かした。
王凱は人気ドラマ『琅琊榜(ろうやぼう)』などで大ブレーク。全盛期には年間5〜6作品に出演し、睡眠時間が1日わずか2〜3時間という多忙な生活を送っていた。
ところが、ここ2年以上は新作ドラマの撮影がない。その理由は、人気がなくなったからでも、演技力が落ちたからでもないという。
王凱によると、中国の映像業界から投資資金が引き揚げられ、ドラマ制作そのものが大幅に減っているのだ。
かつては大量の資金が流れ込み、次々と新作ドラマが作られ、俳優の出演料も高騰していた。しかし今は、制作費のかかる大型ドラマが減り、人気俳優でさえ出演作品を選ぶ余地が少なくなっているという。
王凱自身も、仕事を増やすためだけに質の低い作品へ出演するつもりはないと語った。
中国では不動産不況や消費の低迷など、経済の厳しさが各方面で指摘されている。今回の王凱の発言からは、華やかな芸能界も例外ではないことがうかがえる。
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