〈新型肺炎〉湖北省、1日10万着の防護服が必要 ネットから感染者過少発表の指摘
中国当局は26日、新型コロナウイルスの感染力が強まっており、感染者がさらに増加するとの見解を示した。その一方で、中国高官は、湖北省では医療用防護服が不足しており、1日10万着が必要だと明らかにした。ネット上では、新型肺炎のまん延は当局の公表よりさらに深刻で、当局が依然に実態を隠ぺいしていると非難する声が相次いでいる。
<新型肺炎>米専門家「熱核反応のようなパンデミック」 2月に感染者25万人と推定
中国では、武漢市を中心に発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染が急速に拡大している。米国の専門家は、新型肺炎は「熱核反応のようなパンデミック」になる恐れがあると警告した。
新型肺炎、日本から支援物資 マスク100万枚
四川省成都にある四川航空は25日、微博の公式アカウントで日本から100万枚のマスクが輸送されたと投稿した。
<新型肺炎>深圳の7人家族に6人感染 無症状の場合も 水際対策に限界との指摘
香港大学の袁國勇教授(微生物専門)らが医学雑誌「ランセット」に発表した最新の論文によると、中国深圳市の7人家族のうち、6人が新型コロナウイルスに感染し、親族間の感染率が83%だという。
「政府の発表を信じないで」 ネットに医療関係者の告発相次ぐ
感染が急激に拡大する新型コロナウイルス肺炎。中国政府はこれまでに、感染者が1287人、死者41人と発表した。しかし、現場の医療関係者は相次ぎ、SNSに投稿し、実際の感染者は政府発表よりはるかに超えていると訴えている。
<新型肺炎>武漢市、医師が死亡 医療関係者で初
湖北省武漢市の医師が1月25日、新型コロナウィルスによる肺炎で死亡した。中国メディア、ザ・ペーパー(澎湃新聞)が報じた。新型肺炎で医療関係者死亡は初めてだという。
新型肺炎、2月にピークか 「2次、3次感染が起きている」との報道
中国湖北省武漢市を中心に発生した新型肺炎に2次感染と3次感染の事例が報告されたことが明らかになった。中国の専門家は2月が感染のピーク期になる恐れがあると指摘した。
武漢視察の香港専門家、感染規模は「SARSの10倍以上」現状に「無力感」
中国湖北省武漢市で新型コロナウイルスによる肺炎の感染状況を視察した香港のウイルス専門家は23日、メディアに対して、新型肺炎の感染規模は「SARSの10倍以上だ」と強く警告した。
武漢市、「戦時状態」宣言 交通機関を閉鎖 脱出図る市民で混乱
中国湖北省武漢市政府が23日早朝に開催した新型肺炎の感染拡大抑制会議で、「戦時状態の措置を実施する」と宣言した。当局は同日未明、23日午前10時から武漢市から出発する高速鉄道、航空便、長距離バスなどの運行を停止すると発表した。多くの市民が10時までに市からの脱出を試みた。
<新型肺炎>山東省、デマ流布で4人拘束 情報統制か
中国で新型コロナウイルスによる肺炎が猛威を振るっている。国家衛生健康委員会は23日、22日24時までに国内25の省で571人の感染者を確認し、17人が死亡したと発表した。この中で、中国当局は引き続き情報の検閲を強めている。東部山東省即墨市は、このほど「デマをでっち上げた」として4人の市民を逮捕した。
武漢市、70代夫婦が10日の間に相次ぎ死亡 「重度の肺炎」
湖北省武漢市では22日、新型肺炎に感染したとみられる環境活動家の夫婦が、10日間以内に相次いで死亡したことがわかった。
新型肺炎、SARS専門家も感染「感染拡大を防げる」と発言したばかり
中国では新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が急増するなか、SARS(重症急性呼吸器症候群)の専門家も感染したことや、感染したとみられた夫婦が10日間内相次いで亡くなったことが注目された。ウイルスの強い感染力が懸念されている。
中国新型肺炎、武漢市医師「内部で当初からSARSの指摘あった」
中国では新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が急激に増えている。21日時点で、440人の感染が確認され、9人が死亡したと発表された。感染者が多く出た湖北省武漢市の医師は大紀元に対して、昨年11月と12月には「感染状況がはっきりしていた」と話した。
中国の新型肺炎、専門家「感染状況はSARSと酷似」=中国メディア
中国武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、香港の専門家は03年に発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)のまん延状況とほぼ一致していると指摘した。
中国武漢、原因不明の肺炎で初の死者
中国武漢市衛生健康委員会は1月11日、先月以降相次いで発症した原因不明の肺炎の患者のうち、1人が死亡したと発表した。同肺炎で死者が出たのは初めてとみられる。世界保健機関は8日、謎の肺炎について、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)を発症させたコロナウイルスの仲間で、新種のウイルスの可能性があると公表した。
武漢で相次ぐ原因不明の肺炎、新型コロナウイルス検出 日米などが注意喚起
中国の河北省武漢市当局は1月5日、昨年12月以降原因不明の肺炎の感染者が59人確認されたと公表した。在中国の米国大使館は7日ウェブサイトで、中国に渡航する米国人に向けて健康の注意喚起を発令した。日本や台湾などのアジア各国の政府も対応を急いでいる。
武漢、SARSの可能性を否定 肺炎患者59人確認 香港とシンガポールにも感染患者
中国武漢の衛生健康委員会当局は1月5日、昨年末から流行しているウイルス性肺炎は59例を確認し、7例は重篤な症状で、163人に接触による感染の疑いがあると発表した。この肺炎について、伝染性非典型肺炎(SARS)の可能性を否定した。
武漢市で「原因不明の肺炎」発生 SARS疑うネット情報も
湖北省武漢市保健当局は30日夜、「原因不明の肺炎」が発生したと発表した。同市の医療関係者が微博への投稿によると、新型肺炎コロナウイルス(SARS)による感染が疑われ、すでに7例の患者があった。