訪朝の中国特使が帰国、米 北朝鮮を「テロ支援国家」を再指定

中国習近平国家主席の特使として北朝鮮を訪問していた宋濤・共産党中央対外連絡部長は20日夕方、4日間の訪問日程を終えて帰国した。宋部長が訪朝中、海外メディアに注目されていた金正恩・朝鮮労働党委員長との会談は行われていないとみられる。一方、米トランプ政権は現地時間20日、北朝鮮を「テロ支援国家」を再指定した。専門家は、中国特使の訪朝で北朝鮮側が核開発中止の可能性をみられなかったため、米政府が同決定に踏み切ったのではと分析する。
2017/11/21