流行語で読み取る激変の中国(41)
【大紀元日本6月30日】_deng_小平は、「一部の人を先に豊かにさせる」というスローガンのもと、中国の改革・開放を推し進めた。その後、権力を握る高官の子弟が第一陣の富豪となり、今では1%の家庭が中
流行語で読み取る激変の中国(40)
【大紀元日本6月23日】中国の伝統文化には、宇宙の中の万物はいずれも陰と陽から構成されるという思想がある。そのため、あらゆるものは陰または陽の属性を帯びており、それぞれの特徴を呈しているのである。天
流行語で読み取る激変の中国(39) – CCTVニュース番組から大発見 –
【大紀元日本6月9日】CCTVは中国中央テレビ局の略称である。「中国共産党の喉」と位置付けられているCCTVは、もはや嘘つきの代名詞となっている。流行語「人間としてCCTVになりすぎてはいけない」も
流行語で読み取る激変の中国(38)
【大紀元日本6月2日】格差は、今の中国が抱えている最も深刻な問題の一つである。 たとえば、国営企業の高級管理職の給料は最低賃金の約100倍で(世界平均5倍)、業種間の賃金差が3000%(世界平均70
流行語で読み取る激変の中国(37)
【大紀元日本5月26日】 1982年に人気を博した映画の中に、「人到中年」(人、中年に至るや)がある。家庭と仕事の重荷を背負う中年層の辛さと愛情を克明に描いたものとして高く評価され、とりわけ中年層から
流行語で読み取る激変の中国(36)―人間としての難題―
【大紀元日本5月19日】中国の現代史は、その内容により前半30年間と後半30年間に二分することができる。前の30年間は、革命運動が相次いでいたが、国民たちは収入や待遇などにおいてわりと平等な時代であ
流行語で読み取る激変の中国(35)
【大紀元日本5月11日】前回掲載した「公務員スケッチ」は、公務員の仕事ぶりについて一般市民の視点から描写したものであったが、今回の「再び公務員スケッチ」は、下級公務員の立場から公務員である自分たち自
流行語で読み取る激変の中国(34)
【大紀元日本5月5日】千人あたりの公務員数がきわめて高く、世界最多の公務員を抱えている中国。その公務員たちは、「人民の公僕」と自称し、その仕事は「人民のために奉仕する」とされている。しかし、言うこと
流行語で読み取る激変の中国(33)
【大紀元日本4月28日】中国では、「組織」と言われれば、個人としては対抗や交渉は一切許されず、無条件にその命令にしたがうしかない。ところで、その組織とは一体どんなものであろうか。今回の流行語は容赦な
流行語で読み取る激変の中国(32)
【大紀元日本4月21日】現代中国語の中で、最とは「最も~」「最~」という極限・極端の意を表す副詞である。中国の官界ではさまざまな最たるものがあるが、次の流行語「官界の最」は「官界の常識」、かつ「最た
流行語で読み取る激変の中国(31)
【大紀元日本4月14日】中国の官僚たちは一日、どんなことをしているのか、あるいは中国の国民たちは官僚たちの一日をどのように見ているのか。次の順口流「官場日志」は、このような疑問に答えた。 動詞「打」
流行語で読み取る激変の中国(30)
【大紀元日本4月7日】対聯(ついれん=対になっている掛け軸)も詩や駢儷文(べんれいぶん)と同じように、字音の平仄や字義の虚実を考えて対句を作るのである。対聯は、正月の間に入口に張るものとして書かれる
流行語で読み取る激変の中国(29)
【大紀元日本3月31日】中国では肉体労働が嫌われ、事務室で勤務する頭脳労働が好かれている。頭脳労働の中で、管理職や公務員がもっとも人気が高い。事務室で勤務する人々はエリート意識や優越感がある一方、危
流行語で読み取る激変の中国(28)
【大紀元日本3月18日】中国の社会が激変している今、何がもっとも注目され、何がもっとも売れているのか。そして何処がもっともにぎやかで、何がもっとも防ぎにくいのだろうか。次の順口流は五つの「もっとも」
流行語で読み取る激変の中国(27)
【大紀元日本3月10日】新興国であれば、社会問題が多少あっても異常ではないと思われる。しかし、中国の国民からすれば、今の中国で起きている数々の混乱現象は、必ずしも社会の進展に伴う自然的なものではなく
流行語で読み取る激変の中国(26)
【大紀元日本3月3日】わざと誤字や当て字を使って、滑稽な表現あるいは独特な情緒を醸し出す文字遊びは古から中国の文人たちの好みである。 中国語や中国文化を深く知れば知るほど、文字遊びの妙趣にひかれ、読
流行語で読み取る激変の中国(25)
【大紀元日本2月24日】「この時代は、いたるところに誤字と当て字ばかり」。これは中国でよく耳にする苦情である。この言い方を借用し、わざと誤字と当て字をもって作られた順口流がある。次のものは、社会の問
流行語で読み取る激変の中国(24)
【大紀元日本2月17日】官僚本位と言われる中国では、官位の高低と関係なく長官たちが習慣上、ことごとく「領導」(指導者)と呼ばれている。 意味論から見れば、この呼び方はかなり広範的で誤解が生じやすいよ
流行語で読み取る激変の中国(23)
【大紀元日本2月10日】中国の企業には、「総裁」、「総監」、「経理」(社長)、「老板」(経営主)さらには「秘書」などの職位がある。従業員たちは、管理者たちをどう見ているのか。次の順口流から中国の労使
流行語で読み取る激変の中国(22)
【大紀元日本2月3日】 中国が抱えている諸問題の中で、人間同士の間での格差がもっとも深刻で難しい問題の一つと思われる。農村部と都市部との格差、内陸部と沿岸部との格差、北方と南方での格差、同じ都市の住
流行語で読み取る激変の中国(21)
【大紀元日本1月27日】 「人民のために奉仕する」や「人民の公僕をなす」などは、中国の官僚たちの口癖である。 このほかに、次の「群衆もの」も彼らの決まり文句である。「面向群衆」(民衆に向ける)、「帯
流行語で読み取る激変の中国(20)
【大紀元日本1月20日】 中共政権樹立の60年間について、中国の国民たちはどう見ているのか。次の順口流「各年代」にその一斑が伺えるであろう。 そして、1978年に始まった「改革開放」は、中国の政治、
流行語で読み取る激変の中国(19)
【大紀元日本1月13日】 映画「芙蓉鎮」(1986、謝晋監督)の中に、文化大革命という運動の中で、反動分子として批判され、やっつけられて、瘋癲になった王秋赦という人物がいる。運動が終わっても、彼はな
流行語で読み取る激変の中国(18)
【大紀元日本1月6日】 中国の北方、とりわけ東北地方には、「四大~」(たとえば、「四大紅」「四大緑」など)というパターンの順口流があり、代々言い伝えられている。 昨年、流行していた「四大黒」「四大流
流行語で読み取る激変の中国(17)
【大紀元日本12月30日】 官僚といえば、中国の国民の中ではすでに横領・腐敗の代名詞となっている。そのため、官僚を批判・揶揄する流行語や順口流が続々と生まれ、そのテーマや味わいも事情の変化に伴ってつ
流行語で読み取る激変の中国(16)
【大紀元日本12月16日】 経済の高成長にともなって、中国はだんだん裕福になっている。しかし、経済が成長すればするほど、生活はかえって苦しくなる、と苦情を言う中国人は少なくないようである。それは一体
流行語で読み取る激変の中国(15)
【大紀元日本12月9日】 前回に続いて、今回は「中国官僚たちの新辞書」の後半を紹介する。 グロバール化の今、さすがの中国も、外来文化の刺激を受けて、思想や文化や言論などにおいて、しだいに変化し、いよ
流行語で読み取る激変の中国(14)
【大紀元日本12月2日】 中国の官僚たちは自分なりの辞書があり、あらゆる言論もその辞書に則って行わなければならない。最近、その内容はまた若干改訂されたという。 政権を手にして以来、中共は、「思想建設
流行語で読み取る激変の中国(12)
【大紀元日本11月17日】 前回に続き、今回は「欠如しているのはただ陳勝・呉広の出現だけだ」の後半分を紹介する。 この「順口流」のもっとも顕著な特徴は、「吾ら」と「お前ら」との対比であろう。この対比
流行語で読み取る激変の中国(11)
【大紀元日本11月11日】 時代の激動に伴って、中国における文化ジャンルや表現形式なども多彩で豊富な様子を呈している。その中で、庶民的で通俗文化の「順口流」が近年尽きなく創出され、多大な人気を博して