<心の琴線> 信じられないものを信じて生きる
最近、『信じられないものを信じて生きなければダメだ』という言葉が頭に浮かぶ。
聖人でもなく有名人でもない、去年亡くなった私の母の言葉である。
スラム街の子供が教える「信じることの大切さ」
1990年代のある日、米国の慈善家ケン・ベリングがサンフランシスコ湾を通った時、財布がなくなったことに気が付きました。「おそらくは午前中、バークレー市のスラム街を歩いた時に落としたのでしょう。どうしますか?」と助手が聞くと、ベーリングは「財布を拾った人が私達に連絡するのを待つしかありません」と残念そうに答えました。