【漢詩の楽しみ】臨洞庭(洞庭に臨む)
詩に云う。陰暦8月、満々と水をたたえた洞庭湖が平らかに広がっている。湖水は、まるで大空をひたし、天のなかで最も高いとされる太清天までとどいて、水と天が混じり合っているようだ。水面から昇る霧は、雲沢や夢沢という湿原に立ち込め、岸に寄せる波は岳陽の町をゆり動かさんばかりである。この大きな湖を渡りたいと思うのだが、私には舟もなく、漕ぐ櫂(かい)もない。
【漢詩の楽しみ】 春 暁(しゅんぎょう)
【大紀元日本3月31日】春眠不覚暁処処聞啼鳥夜来風雨声花落知多少 春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず。処処(しょしょ)啼鳥(ていちょう)を聞く。夜来、風雨の声。花落つること知る、多少ぞ。 詩に云
【漢詩の楽しみ】 春 暁(しゅんぎょう)
【大紀元日本3月31日】春眠不覚暁処処聞啼鳥夜来風雨声花落知多少 春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず。処処(しょしょ)啼鳥(ていちょう)を聞く。夜来、風雨の声。花落つること知る、多少ぞ。 詩に云