仏教用語と現代表現の“我慢”【中国語豆知識】
仏教では、自己に執着する自我意識から起こる心や、人を侮る思い上がりの心を「慢」と呼びました。(現代日本語の「慢心」「傲慢」にその名残りが見られます。)そして、それをさらに「慢、過慢、慢過慢、我慢、増上慢、卑慢、邪慢」の七つに分けて「七慢」と呼び、「我慢」はその一つです。『正法眼蔵・仏性』に次のような例が見られます。「汝仏性を見んとおもはば、先づすべからく我慢を除くべし」。
【中国語豆知識】仏教用語と現代表現の“我慢”
仏教では、自己に執着する自我意識から起こる心や、人を侮る思い上がりの心を「慢」と呼びました。(現代日本語の「慢心」「傲慢」にその名残りが見られます。)そして、それをさらに「慢、過慢、慢過慢、我慢、増上慢、卑慢、邪慢」の七つに分けて「七慢」と呼び、「我慢」はその一つです。『正法眼蔵・仏性』に次のような例が見られます。「汝仏性を見んとおもはば、先づすべからく我慢を除くべし」。
【ことばの豆知識】我慢
【大紀元日本5月3日】 ①「【我慢】な彼は…外部(うはべ)では強ひて勝手にしろといふ風を装った。」(道草) ②「然しひもじいのと寒いのにはどうしても【我慢】が出来ん。」(吾輩は猫である) 夏目漱石の