『捜神記』より:「善悪に報いあり」死の淵からの生還

中国の志怪小説集『捜神記(そうじんき)』は、東晋の時代に干宝(かんぽう)によって著されました。そのなかに、こんな話があります。
2021/12/16

【古典の味わい】河間の男女 『捜神記』より

人間の一途な思いが神仏や天地に通じた結果、そこに奇跡を起こすという骨組みがあります。
2021/04/01

「比翼の鳥」と「連理の枝」の由来

「天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝とならん」。これは、中国唐代の詩人白居易(=白楽天、772-846年)の長編叙事詩「長恨歌」の中の有名な一節で、安碌山の乱が起きて都落ちすることになった玄宗皇帝が最愛の楊貴妃に語ったと詠われているものである。
2020/03/08

3羽のツバメと子どもたちの物語

中国には「捜神記」という古くから伝わる書物があり、神話や超自然現象に関する伝説や短編物語が収められています。「捜神記」というタイトルは、日本語では「聖なるものを求めて」や「超自然を求めて」などという意味です。
2018/12/15