中国海警は第二の海軍 東シナ海が「法の支配から力の支配になる恐れ」=参議院調査会
4月14日、参議院・国際経済外交に関する調査会が開かれ、海洋法に詳しい3人の専門家が参考人として出席。そのなかのひとりで神戸大学名誉教授の坂本茂樹氏は、中国海警は「第二の海軍」と述べ、中国の拡張主義を放置すれば、南シナ海や東シナ海は「法の支配から力の支配になる」と懸念を示した。
中国、海警法草案を発表 武器使用や防衛作戦参加を明文化
中国共産党政府は最近、中国海洋警備局(海警)に中国の主張する管轄水域内で使用する武器について明記した「海警法」草案の全文を公表した。東シナ海や南シナ海などの係争地域における武器使用の正当化を図っている。