【歌の手帳】夏山の

夏山の夕下風の涼しさに楢の木陰のたたま憂きかな
2021/07/20

【歌の手帳】夕立の空

よられつる野もせの草のかげろひて涼しくくもる夕立の空
2021/07/06

【歌の手帳】世捨て人の願い

願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ
2021/03/15

【紀元曙光】2020年2月15日

願わくは花の下にて春死なん、その如月(きさらぎ)の望月(もちづき)のころ。
2020/02/15

【紀元曙光】2020年1月14日

寂しさにたえたる人のまたもあれな庵ならべん冬の山里(新古今)
2020/01/14

【漢詩の楽しみ】山中問答(さんちゅうもんどう)

李白(701~762)53歳ごろの作。山中問答とはいうが、要するにそのような設定で詠じた詩なのであって、本当に作者が山中で誰かに会って問答したのではない。
2019/05/15

【漢詩の楽しみ】 暮 立(暮に立つ)

【大紀元日本12月3日】黄昏独立佛堂前満地槐花満樹蝉大抵四時心総苦就中腸断是秋天 黄昏(こうこん)に独(ひと)り立つ、佛堂の前。地に満つるは槐花(かいか)、樹に満つるは蝉。大抵(たいてい)四時(しじ)
2013/12/03