「六宮の紛黛顔色もなし」昔の女性を彩った化粧品のお話
中国の化粧品による「美容の文化」は、かなり古い時代から始まっている。古代の人々も、顔を美しく見せることに力を入れていた様子が伺われるが、その力点は現代とあまり変わらず、顔の美白と眉の黒さにあったようだ
【漢詩の楽しみ】暮 春(ぼしゅん)
免職のうちの一つは、困窮する農民に独断で官有米を放出した罪による。陸游とは、そんな痛快な人物であった。
【漢詩の楽しみ】劍門道中遇微雨(剣門の道中にて微雨に遇う)
詩に云う。私の衣は、旅のほこりと酒のしみが混じって汚れている。そんな長旅のどこにいても、私の魂は激しく揺れていた。この私は、いったい詩人になるべき人間なのかどうか。それを思いながら、細やかな雨のなか、驢馬に乗って剣門に入っていく。
【漢詩の楽しみ】 山間秋夜(さんかんしゅうや)
【大紀元日本10月13日】夜色秋光共一闌飽収風露入脾肝虚檐立尽梧桐影絡緯数声山月寒 夜色(やしょく)秋光(しゅうこう)共に一闌(いちらん)。飽くまで風露(ふうろ)を収めて脾肝(ひかん)に入る。虚檐(き
【漢詩の楽しみ】 夏夜追涼(夏夜に涼を追う)
【大紀元日本8月11日】夜熱依然午熱同開門小立月明中竹深樹密蟲鳴処時有微涼不是風 夜熱(やねつ)依然として午熱(ごねつ)に同じ。門を開いて小立(しょうりつ)す、月明(げつめい)の中(うち)。竹深く、樹
【漢詩の楽しみ】 小 園(しょうえん)
【大紀元日本6月8日】村南村北鵓鴣声水刺新秧漫漫平行遍天涯千万里却従隣父学春耕 村南村北、鵓鴣(ぼっこ)の声。水は新秧(しんおう)を刺し、漫漫として平らかなり。行きては、天
【漢詩の楽しみ】 遊山西村(山西の村に遊ぶ)
【大紀元日本11月13日】莫笑農家臘酒渾 豊年留客足雞豚山重水複疑無路 柳暗花明又一村簫鼓追随春社近 衣冠簡朴古風存従今若許閑乗月 拄杖無時夜叩門 笑ふ莫かれ、農家の臘酒