中国、地方政府が大気汚染データを操作=米ハーバード大が研究報告

米国のハーバード大学とボストン大学の最新共同研究は21日、中国当局が提示した大気汚染データと中国の米国大使館が観測したデータとの間に「統計上の大きな差がある」と指摘した。
2021/04/26

『写真で一言』霧の中の男性

北京2004年12月、男性が霧の中で遠くの橋を見つめている。
2021/03/27

韓国で観測されるPM2.5、中国由来が主 多くて8割=韓国気象専門家

朝鮮半島は冬季に差し掛かる秋に、中国からの大気汚染の影響を被る。韓国では10月中旬からPM2.5の濃度が高くなり、一部の人には長時間の屋外活動の停止を推されるレベルに達した。韓国の気象学者によると、滞留するスモッグは国内由来だが、偏西風にのり流れてきたスモッグは主に中国からだとしている。
2018/10/18

大気汚染に奇策、西安市に「高さ60mの空気清浄塔」

深刻な大気汚染に悩まされている中国内陸部にある陝西省西安市はPM2.5を除去する「奇策」を編み出した。同市近郊に高さ60m、直径10mの「空気清浄塔」が建てられた。中国メディア・封面新聞が報じた。
2018/04/19

北京市、強い砂嵐が発生「妖怪が来たから」と市民

北京市当局は28日、今年初の黄砂青色警報を発令した。当局は24日に今月2回目の大気汚染「オレンジ色警報」を発動したばかり。微小粒子状物質の一種であるPM2.5による深刻な大気汚染に続き、砂嵐に見舞われた北京市民の間で不満が高まっている。
2018/03/29

PM2.5飛来 韓国市民「中国に抗議せよ」と政府に要求

中国から飛来するスモッグの影響で、隣国の韓国では25日から、広範囲で大規模なスモッグを見舞われた。一部の韓国国民は、深刻な大気汚染で日常生活に支障をきたしたとして、青瓦台(大統領府)に対して、中国政府に抗議するよう求めた。
2018/03/27

中国、ガス供給不足で集中暖房がストップ、極寒に耐える市民から批判殺到

中国当局は今現在、北京など周辺地域の住民に供給する冬季集中暖房システムの燃焼を、石炭から天然ガスへ切り替えている。当局は、石炭燃焼が大気汚染物質の排出量増加につながるとして、石炭ボイラーの取り締まりを強化した。
2017/12/07

中国北部の住民、石炭暖房による大気汚染で寿命が3年短い=研究

最新の研究論文によると、中国北部の住民は深刻な大気汚染の影響により、南部住民と比べて寿命が約3.1年短くなっている。寒い北部では、当局が暖房システム配給政策を実施しており、石炭燃料の暖房から排出される大気汚染物質が南部より多いためだという。
2017/09/14

韓国のPM2.5、中国発は3割以上=調査 ネットでは「信じられない」と不信感

韓国の環境科学院とアメリカ航空宇宙局(NASA)が共同で韓国の大気汚染状況を調べたところ、PM2.5(微小粒子状物質)の3割超が、中国から飛来していることが明らかになった。韓国ハンギョレ新聞が19日に報じた。
2017/07/25

中国、鋼鉄統計を「ごまかしている」=環境保護団体

中国当局が公表した経済統計に関して、海外メディアや専門家は絶えずその信ぴょう性に疑問視してきた。国際環境保護団体グリーンピース東アジア支部と中国鋼鉄市場情報サイト「中国聯合鋼鉄網」がこのほど共同発表した調査報告によると、中国当局が昨年国内の鋼鉄生産能力を8500万トンと大幅に削減したとしたが、実際にこの数字の大部分はごまかされていると指摘した。米紙「ワシントンポスト」が2月13日に報じた。
2017/02/14

中国人のスモッグ避難「洗肺」ツアー アイスランド、南極が人気

大気汚染の改善が見られない中国では、良い空気の環境で新年を迎えたいと願う海外旅行者が増加している。中国オンライン大手旅会社Ctripが行った「スモッグ避難ツアーランキング」アンケート調査では、「スモッグ避難」「肺をきれいに洗う(肺洗)」「森林」などのネット検索キーワードが倍増したと報告している。
2017/01/21

スニーカーをリメイクした防塵マスク オークションで50万円の値付け

広範囲にわたって高濃度のPM2.5に覆われる中国で、北京のデザイナー王志鈞(おうしきん)さんが700ドル(約7万円)で買ったアディダスのスニーカーを材料として防塵マスクを作った。この斬新なデザインがメディアに注目され、作ったマスクはネットオークションで5千ドル(約50万円)の値が付けられた。
2016/12/08

中国60の都市でPM2.5警報を発令 北京の一部ではAQI指数が測定不能

 中国北京市と天津市と河北省など7の省の60以上の都市でこのほど、広範囲で深刻な大気汚染が発生し、濃いスモッグに覆われた。各行政は応急的に、工場の運行停止や大型車両の通行禁止措置などをとった。
2016/12/07

北京 マスクも効果なし PM2.5に代わる有害物質「オゾン」

北京市環境保護局によると、このところ晴れの日が続き、粒子状汚染物質を含むスモッグ霧、所謂「霧霾(ウーマイ)」が減少している。だがその代わり、目には見えない汚染物質、オゾンが広がりを見せており、PM2.5に代わって北京を始めとする中国の大都市の主な汚染物質となっている。
2016/06/07

「まるで火事」 PM2.5濃度 中国東部でWHO基準の50倍 

「呼吸困難。どこかで火事が起きているみたい」。中国東北部に暮らすネット利用者がつぶやいた。同地では11月9日、微小粒子状物質PM2.5の濃度が史上最も高い数値を記録した。これはWHO(世界保健機関)が公布する最高値の50倍に値する。
2016/01/12

スモッグで視界不良 ハルピンで韓国機が着陸断念

144人の乗客を乗せた韓国イースター航空機は11月10日、到着地である中国北部ハルビンがひどい大気汚染のために着陸できず、離陸地に引き返した。中国東北部では6日ごろから、重度のスモッグが発生しており、一部地域は視界が50メートルになるほどだという。
2015/11/14

【私の一枚】 霧にむせぶバンクーバー

【大紀元日本2月16日】今日昼過ぎのバンクーバーの景色です。ベランダから撮った写真ですが、普通だと中央に46階建てのコンドミニアムが見えるはずが、今日は霧のためまったく見えません。 霧といえばロンドン
2015/02/16

北京でまたスモッグ襲来、外国人も抗議

【大紀元日本1月16日】北京市は12日から15日にかけて、再び深刻なスモッグに見舞われている。中国メディアによると、北京市内のPM2.5(微小粒子状物質)は観測地点35カ所で15日、半数以上が1立方メ
2015/01/16

短命「APECブルー」 スモッグが巻き返す=北京

【大紀元日本11月21日】北京は20日、再び深刻なスモッグに見舞われ、1週間間前の「APECブルー」と呼ばれた青空と鮮明な対照を成している。 アジア太平洋経済協力(以下APEC)首脳会合が、今月10か
2014/11/21

青空づくりに必死の中国政府、あの「必殺技」導入

【大紀元日本11月11日】中国北京で開催中のアジア太平洋経済協力会議(APEC)。各国首脳に「わが首都の青い空」をみせようと、渾身の術を振るう中国政府は、とうとうあの常套手段である「百戦百勝の必殺技」
2014/11/11

PM2.5退治の神器? 「スモッグ砲」がデビュー=河北省張家口市

【大紀元日本7月10日】中国の河北省張家口市で7日、「遠距離除塵機」と呼ばれるPM2.5を退治する専門車両が登場した。同装置はこれまで蘭州、西安、石家荘などの各地にも投入されていた。中国メディア中新網
2014/07/10

中国の大気汚染に対応策 「授業中止も可能」=台湾

【大紀元日本6月17日】中国各地で深刻化している大気汚染問題。隣接する台湾は対策を講じ始めている。 北京の米国大使館の観測データによると、2008年4月から2014年3月までのうち、米国の「大気は良好
2014/06/17

中国、大気汚染で低体重児や先天性疾患が増加=米研究

【大紀元日本4月21日】がんリスクの増加や精神疾患、作物汚染など様々な人体への悪影響が明らかになっている中国の大気汚染。最近の研究では、低体重児や先天性疾患の増加要因にもなっていることがわかった。この
2014/04/21

1000倍拡大したスモッグ粒子 「息をするとむせる」

【大紀元日本3月31日】今月23日から、北京は深刻な大気汚染に見舞われている。27日、PM2.5の濃度は1立方メートル当たり400マイクログラムを超えた。あるネットユーザーはミニブログ(微博)で、10
2014/03/31

大気汚染で毎年700万人が死亡 「想定よりはるかに深刻」=WHO

【大紀元日本3月26日】世界保健機関(WHO)は25日、2012年、大気汚染が世界で約700万人の死亡原因となったとする報告書を発表し、大気汚染は世界最大の環境健康リスクであると指摘した。米国の海外向
2014/03/26

スモッグが再び北京に、今年6割の日が大気汚染基準値超え

【大紀元日本3月25日】北京は23日から、再びスモッグに覆われた。24日、濃厚なスモッグに見舞われているさなか、北京市内の観測スポットのほとんどは、微小粒子状物質PM2.5の濃度が1立方メートルあたり
2014/03/25

中国赴任幹部の確保、外国企業の半分が苦慮 大気汚染が原因

【大紀元日本3月24日】在北京米国商工会議所が19日に公開した調査報告によると、中国の深刻な大気汚染が原因で、外国企業の多くが中国に赴任させる幹部を確保することが難しくなっている。  中国北部で活動す
2014/03/24

北部住民の平均寿命は5.5年短縮、大気汚染の影響で=中国専門家

【大紀元日本3月10日】呼吸器疾病の専門家で中国工程院院士の鐘南山氏は、現在開会中の全国人民代表大会(全人代)に出席し、大気汚染による健康被害について中国北部の平均寿命が南部より約5.5年短縮するだろ
2014/03/10

国営通信社の端ない論評 「濃霧を招いた疫病神」と離任の米大使を侮辱

【大紀元日本3月3日】辞任したばかりの米国の駐中国大使、ゲイリー・ロック氏は1日、夫人と赴任先の北京を離れ、米国に帰国した。離任直前の2月27日、中国国営通信社・中新社(電子版)は「さようなら、ゲイリ
2014/03/03

「濃霧だからって見えないふりするな」 北京政府を批判したCCTV編集者が解雇に

【大紀元日本2月27日】先週、中国中央テレビ(CCTV)財経チャンネルの関係編集者が、公式ミニブログ(微博)に大気汚染について北京政府の失敗を批判したことで、解雇された。ニューヨーク・タイムズが伝えた
2014/02/27