中国の隠れ地方債務が648兆円、巨大な信用リスク伴う=米S&P
米格付大手S&Pグローバル・レーティングス(以下、S&P)はこのほど、中国地方政府の「隠れ債務」規模が40兆元(約648兆円)に達したとの調査報告を発表した。これによると、2017年中国の公的債務総規模は国内総生産(GDP)の60%を占めた。S&Pは中国の債務問題に着いて、「巨大な信用リスクを伴う債務氷山だ」と警鐘を鳴らした。
フィッチ・レーティングス、「中国地方債デフォルト発生の可能性高まった」
世界格付け大手フィッチ・レーティングス(以下、フィッチ)は24日、中国地方政府が発行する地方債の初となる債務不履行(デフォルト)が近く発生する可能性が高まったと警告した。国際社会は、第2世界経済体である中国の債務規模が急速に拡大していることに強い警戒感を表している。米CNBC放送局が伝えた。