中国ofo、40億円代金未払い 820万人への保証金返還滞る
中国シェア自転車大手のofoは、自動車メーカーに対して2億5000万元(約40億円)の代金を支払っておらず、利用者820万人以上への保証金を返していないことがわかった。
日本撤退のシェア自転車大手ofo、「経営再建を準備」=中国メディア
中国国内では10月末、資金難に陥った中国のシェア自転車大手、ofo小黄車(以下、ofo 「オッフォ」)が経営再建の準備を始めたと報じられた。同時期、ofoは日本市場から撤退する意向を示したと伝えられている。
「新四大発明の一つ」と持ち上げられるも、中国シェアリング企業「ほぼ全滅」
近年中国でのシェアリングエコノミーが急速に拡大している。自転車シェアリング、カーシェアリング、携帯充電器シェアリング、雨傘シェアリング、トイレットペーパーシェアリングなどなどの企業が次から次へとと誕生した。
日本進出の自転車シェア企業など大手2社、1000億円以上の保証金を不正流用=中国メディア
中国自転車シェアリングサービス最大手の摩拝単車(モバイク)とオッフォ(ofo)はこのほど、ユーザーが退会時に返金するはずの保証金を不正に流用したことが報じられた。資金規模は60億元(約1020億円)。自転車シェアブームで事業が急速に拡大した結果、企業の資金繰りが悪化したことが主因だとみられる。
中国自転車シェア企業6社倒産、日本進出のofoが経営危機か
今年上半期、中国国内の自転車シェアリング企業が相次いで6社倒産した。今年8月に日本進出を果たした同業大手のofoも経営危機を報じられた。近年爆発的に拡大してきた同業界に参入する企業が急増しており、企業間の競争激化と市場の飽和状が、企業が次々と倒産した主因だとみられる。