生還者の男児、校舎倒壊の瞬間を語る

2008/05/15 更新: 2008/05/15

【大紀元日本5月15日】中国四川省大地震発生後、都江堰地区の「新建小学校」3年生の蒋崑宏くんは、救出されて病院に送られてきた生還者の一人。9歳の崑宏くんは病床で地震発生当時のはらはらした15分間の状況を語った。

それによると、地震当時、クラス40人の生徒が授業中だった。突然、教室が揺れだしたのを感じ、5秒もしないうちに、校舎が完全に倒壊したという。校舎には当時500人あまりの生徒がいたが、その大半は倒壊した建物の下敷きになった。

国内の報道によると、蒋崑宏君のクラスは校舎の一階にあった。教室の一番前列の生徒しか外に脱出できなかった。崑宏君は2時間後にがれきの下から救出された。幸い、頭部とひざを負傷しただけで済んだ。

(翻訳・編集/叶子)
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