【大紀元日本9月3日】中国四川省攀枝花市で発生した大型地震による死傷者の増加に伴い、被災地の石炭、電力など、エネルギーの供給も厳しくなっている。特に、テントや布団などの救援物資が不足している。
BBCの報道によると、四川省の二灘水電力局から攀枝花市までの送電線が地震により切断されたため、1日平均約400万キロワットの電力不足に陥った。
一方、8月31日まで火力発電所にある石炭在庫はわずか22万トンで、2~3日間の発電しかまかなえない。そのほかに、攀枝花市では9万平方メートルにわたる面積の木造住宅の強化支援、テント1万5千枚、布団6万枚の支援が必要。地震による被災地の経済損失は107億円に上った。
四川省地震局によると、被災地では地震後の余震は400回以上に上り、その内M5・6のものもあったという。また、攀枝花市地震防災局によると、被害を受けた家屋は1500棟で、200棟が倒壊した。また、9つのダムに亀裂が生じ、13の川の堤防は損傷を受けた。
昆明市内の一部の列車では急遽、路線変更または運行中止になった。
(翻訳/編集・余靜)
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