【大紀元日本3月13日】11日に起きた東日本大地震を受けて、首都圏でも建物の被害が出ている。これまでに確認されたところでは、千代田区の九段会館で、専門学校が卒業式を行っていたところ、天井が地震で落下し、死者2名が出る事故があったほか、千葉県のコスモ石油製油所で爆発燃焼を伴う事故があった。
また、東京都町田市にある大手スーパー・コストコで、車両走行用のスロープが崩壊する事故があった。スロープは1階から2階と2階から屋上へ上がるものの2層構造となっているが、地震によって2層とも崩れ落ちた。
崩壊当時乗用車で1階から2階に上がっていた川崎市の男性と妻が落ちた屋根の下敷きになった。12日午後4時45分、男性は救出されたが、妻の死亡が確認された。
地震時にはまだ多数の乗用車が2階及び屋上の駐車場に止められていたが、スロープの崩壊で降りられない状態にある。なお、復旧のめどは立っていないもようだ。
(大紀元日本ウェブチーム)
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