【大紀元日本1月18日】江蘇省江陰市人民法院(裁判所)は16日、昨年の反日デモで日本車を破壊したとして、同市在住の男性2人にそれぞれ3年9ヶ月と3年の実刑判決を言い渡した。中新網が報じた。
それによると、昨年9月18日夜、酒を飲んで酔っぱらった2人は路上に駐車されていたトヨタ車を見て、「愛国だから捕まっても大したことはない」とサイドミラーを破壊した。それだけでは気が済まなかったのか、近くの住宅街に停めてあった日本車を見かけ次第、竹の棒で破壊した。警察官が駆けつけたところ、すでに13台の車が壊された後だった。
判決を下した裁判官は「愛国云々より、まず法律を遵守すべきだ」とし、「日本車は所有者個人の財産であり、過激な愛国感情で個人の財産を破壊すれば、法に裁かれる」と述べた。
2人は教育を受け、罪を認め、反省しているという。
(翻訳編集・高遠)
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