【大紀元日本12月4日】中国のポータルサイト大手「新浪網」の北米サイトで2日、周永康前政治局常務委員が政変と汚職容疑で、拘束されたとの記事が掲載された。
同記事は海外の華字紙の報道を引用し、前重慶市トップの薄煕来受刑囚とともに企てた政変が中央政府の許容範囲を超えたと伝えた。
中国国営中央テレビ(CCTV)英字ニュース番組も同日、ツイッターで習近平主席が周氏の汚職について調査チームを立ち上げたとの書き込みを投稿した。書き込みはまもなく削除された。
経済専門サイトの財経網は同日、「封建社会で士大夫階級(国家指導者を意味する)に刑罰は適用されなかったのか」と題する記事を掲載し、周氏の失脚を暗に示したとみられている。
今週に入って香港メディアをはじめとする海外紙は同氏の拘束を報じたが、中国政府はコメントしていない。
(翻訳編集・高遠)
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