北京では5日、今年初めてとなる降雪が観測された。しかし、気象当局は「非常に汚い」雪であり、室内で過ごすよう市民に警告した。
今年の冬は、北京を含む中国北部の都市で深刻な大気汚染が見られ、当局は警告を出し続けている。人体被害が懸念される「オレンジ警報」が出されると、不必要な屋外活動は控えるよう通知される。
「非常に汚い雪で遊ばないように」と気象当局は、中国ミニブログ・微博の公式アカウントで5日と6日の2度にわたり警告を発した。
最近の研究調査によると、北京のスモッグのなかには酸化鉄や硫酸塩をふくむ微粒子が確認され、マスクをしていても鼻孔や口腔から体内へ運ばれる可能性もあるという。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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