米ニューヨークに拠点を置く神韻芸術団は昨年12月下旬から、中部、中国地方と関西地方での公演を終え、1月6日、横浜の神奈川県民ホールで関東地方の公演を開始した。当日の公演を鑑賞した日本在住の中国人民主化活動家は、「勇気を与えられた」と感想を述べた。
海外の中国人活動家が結成した民主化団体、民主中国陣線日本支部で理事を務める李松さんは公演後、「非常に幸運だ」「神韻公演の踊りは大変美しいだけでなく、舞踊にストーリー性があってユーモラスな演出で観客の笑いを誘いました。視覚的にも、聴覚的にも、さらに心までも非常に満足できた」とインタビューに応えた。
2006年に設立された神韻芸術団の7つのグループは昨年12月20日、2020世界ツアーを開始し、世界150以上の都市で公演を行う。
李松さんは、中国当局による伝統気功グループ、法輪功学習者への迫害を描く演目に強い印象を持ったという。
「中国共産党の法輪功学習者への弾圧はまだ続いている。これは中国の悲劇だ」
しかし、公演を鑑賞した李さんは「励まされた」と話した。
「公演を通して、中国の伝統文化は民主自由の社会の中で大きく発展しているとわかった。もし、中国国内の国民が皆自由を手に入れ、真理・善・美を追い求めれば、中国文化はもっと輝くことができると思う。これが私にとって大きな励みとなった」
「最後の演目は、共産主義の排除の重要さを訴えた。同じく真理・自由を追い求める私はこれに共鳴した。私も多くの人と同じく、共産主義を早く人類社会から徹底的排除したいと思っている」
「これからも毎年の日本公演を楽しみにしている」と李松さんは語った。
(翻訳編集・張哲)
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