米マイクロソフト社は5日、「Windows11」の提供をスタートした。同社が新しいOSをリリースするのは「Windows10」以来で6年ぶり。対象となる「Windows10」搭載のパソコンは無償アップグレードできる。
「Windows11」へのアップグレードが可能な時期は、利用者のパソコンによって異なる。マイクロソフト社は2022年までに一定の性能を満たしたすべてのパソコンにインストールすると発表している。
同社は、通話機能が拡充され、「アンドロイド」向けアプリが使用可能になったことや、セキュリティ性能も高まったことなどを紹介した。
多様化する利用者のニーズに対応できるよう工夫されている。画面を分割し、複数の作業を同時進行できる「スナップ機能」を搭載し、マルチタスクの処理を可能にする。個人の好みに合わせて、表示するコンテンツをカスタマイズでき、必要な情報へのアクセスがより手軽になるという。
(王文亮)
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