2022年もあと少しとなり、世界は新しい年を迎えようとしている。中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団による5大陸20カ国以上をめぐる公演も24日、幕を開けた。
公演を予定する米テキサス州最大都市ヒューストンではこれに先立ち、グレッグ・アボット州知事とシルベスター・ターナー市長がテキサス州での神韻公演を歓迎した。
アボット知事は、神韻芸術団に送った祝辞のなかで、神韻は「神の舞の美しさ」であり、古代の様式を踏まえながらも近代的な趣を備え、中国の伝統文化を復興させ、米国でセンセーションを巻き起こしたと称えた。また神韻公演の成功を願うと述べた。
ターナー市長は、ヒューストン市で神韻公演が開催される22年12月26日から23年1月2日までを「神韻芸術団ウィーク」(Shen Yun Performing Arts Week)とすることを宣言した。ターナー市長は、神韻の「際立った卓越性」と「善良、慈悲、勇気をテーマ」としていることを絶賛し、すべての都市に「希望」を持って活力を与えたと称えた。
テキサス州知事が神韻に祝辞
アボット知事は「テキサス州知事として、2023年に神韻の世界ツアーが始まるにあたり、神韻芸術団をテキサスに歓迎できることを嬉しく思う」と述べた。
「中国文化では、歴史的な脈絡と神話あるいは神性が互いに織りなし、龍王、玉兎(月の兎)、東方鳳凰の伝説など、古代から近代まで躍動感あふれる絵巻を展開してきた。近年、アーティストや中国の起業家たちは中国の伝統文化の復興をめざし、米国をはじめ国際社会でセンセーションを巻き起こした芸術的体験を生み出した。それが神韻」とした。
神韻芸術団は、06年に米ニューヨークで設立された中国古典舞踊と音楽の芸術団であり、失われた中国伝統文化の復興を目標に掲げている。8つの舞踊団を擁し、世界トップレベルのアーティストが多数在籍している。
ヒューストン市長が「神韻芸術団ウィーク」を宣言
ヒューストンのターナー市長は、神韻公演が行われる22年12月26日から23年1月2日までをヒューストンで神韻芸術団ウィーク」(Shen Yun Performing Arts Week)とすることを宣言し、神韻芸術団に褒賞を送った。
神韻公演を鑑賞したテキサス州の大手石油パイプライン会社のチーフエンジニアであるランス・トーマス氏は、「彼らはすべて美しい。私はこの芸術に深く酔いしれている。彼らのパフォーマンスにとても感謝している」と語った。
日本では、22年12月26日~23年1月30日に全国10都市で32公演行う予定だ。
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