「素晴らしいショーでした。中国の文明と文化の美しさを際立たせていました。これが中国で上演されないとは、なんとも悲劇です。実にレベルの高いものでした」。
英国のデービッド・アルトン男爵(上院議員)は4月、ロンドンのハマースミス・アポロ・ホールで鑑賞した神韻芸術団の舞台から力強いメッセージを受け取ったという。
米ニューヨークを拠点とする神韻は、世界最高峰の中国古典芸術団。古代から現代に及ぶ物語をベースとした作品を描きだす。神韻は2006年以来、中国5000年の伝統文化、“共産主義以前の中国 ”の復活を使命として、世界の一流劇場で公演を行っている。
美の追求
「人には、美を追求する心が備わっています。しかし世界の醜さや暴力を目にすると、それを見失ってしまいがちです。神韻は本当の美しさを伝え、その心を呼び起こしてくれるのです」とアルトン卿。
「今晩のソプラノは、創造の素晴らしさを語っていました。まさに人々が自由に語り、考えるべきことです。異なる伝統や背景、異なる国でも多くの場合、共有されているものです..しかし中国共産党の独裁政権は、それを許さないのです」
人権擁護派として知られ、ウイグルと香港に関する全党議員連盟の副議長でもあるアルトン卿は、「中国にかなりの関心を抱いている。」と述べた。そして特に、真・善・忍の原則に基づいた修煉法である法輪大法への迫害を描いた作品に心を動かされたという。
1999年に中国共産党が法輪大法への迫害を開始して以来、法輪功の学習者は投獄され、拷問を受け、未曾有の弾圧政策の被害に遭っている。
今年の作品では、中国共産党による迫害の一環で、投獄された法輪大法の学習者から強制的に移植用の臓器を摘出するという国家ぐるみの犯罪が描かれた。
「これはまさに現実の問題です。今現在、英国議会でも取り上げられています」とアルトン卿。「強制的な臓器狩りは、恐ろしい犯罪です」
「観客の方々は、この作品について語りながら帰るのではないでしょうか。この作品は、世界中の人々に、ことの重大さを警告しています」
アルトン卿は、神韻公演に込められた「私たちは皆、自分の行動に責任がある」というメッセージを高く評価した。
「この世界で私たちは一人ではありません。創造主が存在し、私たちは創造主に対して自分の行動に責任を持つのです。このことを再認識できてよかった。それが今夜の公演で伝わってきたストーリーです…善と悪の闘いです」 とアルトン卿。
「お見逃しなく。鑑賞して帰ってきたら、この作品が伝えるメッセージについて考えてみてください」
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