[19日 ロイター] – ゴールドマン・サックスは18日付のリポートで、紅海における石油や天然ガス輸送の混乱がエネルギー価格に大きく影響することはないとの見方を示した。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海を通過する商船を相次ぎ攻撃していることを受け、エネルギー各社は輸送航路の変更などを余儀なくされている。
英石油大手BPは18日、紅海を通過する全ての運航を一時停止したと発表した。石油タンカーのフロントラインも同社船舶は紅海を避けて運航すると明らかにした。
ゴールドマンは日量700万バレル相当の原油輸送が長期的に影響を受けた場合、原油のスポット価格は1バレル当たり3─4ドル程度上昇するとの見方を示した。
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