アメリカのバイデン大統領は7月8日、民主党議員たちに手紙を送り、大統領選挙を最後まで全力で戦うと誓った。民間の分析によると、今週のNATOサミットでのバイデン大統領のパフォーマンスにより有権者を安心させることができると見られている。
7月8日、米議会が独立記念日の休暇を終えて業務を再開した際、民主党の議員たちは、バイデン大統領からの手紙を手にした。
手紙の冒頭で、バイデン大統領は「メディアや様々な推測があるが、私は選挙戦を最後まで戦うという確固たる決意をしている」とはっきりと述べている。
バイデン大統領は、民主党の支持者によって選ばれた公式の候補者として、自身がトランプ前大統領を破り、アメリカ大統領選挙に勝利する自信を持っていると、手紙で力強く述べた。
6月27日にトランプ前大統領と行われた初めてのテレビ討論会の後、現在81歳となるバイデン大統領は候補辞退を求める声に直面している。それ以降、彼は複数の選挙キャンペーンやインタビューを通じて、自身が再び大統領になる資格があること、そして選挙戦を最後まで戦う決意を何度も表明している。
アメリカの大統領であるバイデン氏は、次のように表明している。「ジョーはどのように対応するのか? 選挙キャンペーンを続行するのか、それとも撤退するのか? 私の回答はこれだ。キャンペーンを継続し、再び勝利を目指す」
7月9日から11日までアメリカの首都ワシントンD.C.で行われるNATOサミットは、バイデン氏にとって、自らの健康と統治の能力を米国民や世界の指導者たちにアピールする格好の場とされている。
現在、民主党の全国大会まで残り42日となっており、その大会で、2024年のアメリカ大統領選挙に臨む民主党の正式な候補者が決定される予定だ。
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