長編アニメ「長春 – Eternal Spring」 8月17日 広島県立美術館で上映

2024/07/25 更新: 2024/07/25

米メディア賞として名誉あるピーボディ賞に推薦された長編アニメ「長春- Eternal Spring」が、8月17日、広島県立美術館の講堂で上映される。同作品は東京で5月末に日本では初めて封切られ、評論家、政治家、アーティストらから高評を得た。

本作は2002年3月5日、中国吉林省長春市で法輪功学習者らが同市のテレビ番組を差し替え、法輪功への弾圧の不当性を訴える内容を放送した実際の事件を基にしている。

この電波ジャック事件以降、中国共産党当局は戒厳令を発動。5千人以上の法輪功学習者が逮捕され、そのうち400人以上が強制労働収容所に投獄された。

こうした弾圧を逃れ海外に渡った一人が、「中国のアニメ王」と呼ばれる長春出身の漫画家、大雄氏だ。3度の拘束を経て08年に渡米に成功した。

命懸けの電波ジャック。なぜそのようなことをしたのか。事件の20年後、大雄氏は生存者の話を自らのペンで描き起こし、自身の回想を交えながら電波ジャックの意義を探っていく。

作画する大雄氏。『長春―Eternal Spring』(主催者提供)

映画を鑑賞した著名人、観客の声

長尾敬元衆議院議員
「心が張り裂けるような思い。彼ら(法輪功学習者)は勇気を持って発信している。命の証言だ」

丸山治章元衆議院議員
「死ぬ前に一度は見ていただきたい。何かが自分の中に生まれるから、その声によく耳を傾けてほしい」

水墨画家 宇宙大観氏
「現代のアニメーションがまるで実写映画のようなリアリズムを達成しており、芸術性のブレイクスルー。作者の謙虚さも際立つこの作品は誠実でリアルを描く」

石橋林太郎衆議院議員
「内容は、、、結構ショッキングです。ただ、アニメーション✕ドキュメンタリーとしてめちゃクオリティの高い作品です。ぜひ足を運んでください」(同氏X投稿より)

評論家 三浦小太郎氏
「プロパガンダに堕されない優れた映像作品」(月刊日本寄稿文より)

評論家 坂東忠信氏
「イケメンと美少女ばかりの日本アニメと違い、登場人物は実在なので特徴的、視覚的面白さの中に、ストーリーの深刻さがある」(同氏X投稿より)

在日中国民主運動活動家 石名氏
「(電波ジャック実行者は)現代の英雄だ。当時の困難な状況の中で、尊敬に値する、忘れがたい偉業を達成した」

監督と創作アーティストの言葉

映画の主要な創作担当 アーティスト 郭競雄(大雄)氏 
「世界は複雑で入り組んでいるが、偏見を捨て、人類に共通する人間性に目を向けるべきだ、というメッセージを伝えたい」

監督 ジェイソン・ロフタス氏
「(中国当局から監督への圧力について)法輪功学習者が受けた苦難に比べれば大したことではない。この話を外に出すことが重要だ」

長編ドキュメンタリー映画「長春」は、精巧なアニメと心揺さぶる実話を融合させた作品だ。映画は2022年の世界初上映以来、27もの映画賞を受賞。2023年のアカデミー賞ではカナダ公式推薦作品にもなり、今年5月には米国放送業界最高峰のピーボディ賞候補にも選ばれた。

『長春  – Eternal  Spring』広島上映会

日時 8月17日(水)

13:00  開場  
14:00  開演 上映『長春 – Eternal  Spring』86分
16:00  終了

会場 広島県立美術館 講堂
730-0014 広島市中区上幟町2-22

事前予約 1500 円 https://teket.jp/9366/37143
当日購入 2000円

推奨年齢 12歳以上
主催 SMG ネットワークひろしま
お問い合わせ smg.hiroshima.jp@gmail.com

日本の安全保障、外交、中国の浸透工作について執筆しています。共著書に『中国臓器移植の真実』(集広舎)。