兵庫県の斎藤元彦知事は26日、県議会での不信任決議を受け、30日に自動失職し、50日以内に行われる出直し知事選に出馬する意向を固めた。同日午後の記者会見で表明する。報道各社が伝えた。
斎藤氏は19日の県議会で、パワハラ疑惑などの内部告発文書の問題をめぐって全議員から不信任決議案が共同提出され、全会一致で可決された。
決議により、斎藤氏は29日までに議会を解散するか、辞職または自動的に失職するかの選択を迫られていた。
斎藤氏は同決議の可決後、複数のテレビ番組に出演し、「改めて県民に大きな心配、不安を抱かせてしまっていることは申し訳ない」と謝罪する一方、進退については明言を避けていた。
出直し選挙に立候補する意向を固めており、斎藤氏の正当性が県民に問われる見通しだ。
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