パテルFBI長官 エプスタインのファイルに関するFBIの批判の中「隠蔽はしない」と誓う

2025/03/01 更新: 2025/03/03

悪名高い児童性的人身売買者ジェフリー・エプスタインに関するファイル提出の扱いについて法執行局が批判される中、カシュ・パテルFBI新長官は木曜日、完全な透明性を誓った。

パム・ボンディ司法長官がパテル長官に送った書簡には、エプスタインのファイルはすべて彼女のオフィスに送られたと保証したにもかかわらず、彼女はすべてのファイルを受け取っていないと水曜日に役人から聞いたと書かれていた。

エプスタインの自家用機からの飛行日誌のコピーなど、複数の裁判で長い間入手可能であった文書や、エプスタインと彼の長年の親友であり共犯者として起訴されたソーシャライトのギレーヌ・マクスウェルが編集したとされる住所録の、大幅に修正されたコピーなど、長年にわたってメディアの証言に引用されてきた文書が、少量ずつ提出されている。

司法省はまた、黒塗りされたマッサージ師のリストと、ヌード画像、マッサージ台、性玩具など150点以上の項目が記載された証拠リストも公開した。このリストが、エプスタインの事件、マックスウェルの事件、あるいは他の捜査のものであるかどうかは不明だ。

木曜日の夕方、パテルFBI長官はボンディ司法長官の書簡と、捜査当局がファイルをどのように扱っているかについての批判に答えたようだが、エプスタイン・ファイルについての具体的な言及はなかった。その代わりに、パテル長官は「隠蔽 」や 「文書の紛失 」はないと述べた。

「FBIは新たな時代を迎えようとしており、それは誠実さ、説明責任、そして揺るぎない正義の追求によって定義される。隠蔽も、紛失文書も、手をこまねくこともなく、これを損なうような者はFBIの前職、現職の誰であろうと、速やかに追及する」とXに記した。

「ギャップがあれば、それを見つける。もし記録が隠されていたなら、私たちはそれを暴く。そして私たちは、私たちが発見したすべてを司法省に持ち込み、完全に評価し、あるべき姿として米国民に透明性をもって公表する。私たちの宣誓は憲法に対するものであり、私のリーダーシップの下、その約束は妥協することなく守られる」

エポックタイムズ紙は金曜日にFBIにコメントを求めた。

ボンディ司法長官は27日にパテルFBI長官に宛てた書簡の中で、最近さらに多くの記録が発見されたと書いている。

ボンディ長官はFBIに対し、金曜の朝までに「完全かつ完全なエプスタイン・ファイル」を渡すよう命じ、パテル長官に対しては、すべての書類を渡すようFBIに命じたにもかかわらず、なぜそれが守られなかったのかについて「直ちに調査を行なう」よう指示した。

エプスタインが逮捕され、その後2019年に拘置所で遺体で発見されたとき大統領だったドナルド・トランプ大統領は、昨年の選挙運動中に政府のファイルの公開を求めることを示唆していた。

2019年逮捕されたものの、その後、独房で遺体となって発見され、わずか約35日間の服役に終わった。

エプスタインの事件は、著名なセレブ、実業家、政治家、その他の有力者との関係があったことから、ネット上やメディアで大きな注目を集めている。

ニューヨークを拠点とするエポック タイムズの速報記者。