「史上最高の試合」 トランプ大統領が大谷選手の二刀流を絶賛

2025/10/21 更新: 2025/10/21

アメリカのトランプ大統領は、メジャーリーグ(MLB)ナショナル・リーグ優勝決定シリーズで投打にわたり圧巻の活躍を見せたロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手を称賛した。

トランプ大統領は20日(現地時間)、ホワイトハウスで米大学野球優勝チームの表敬訪問を受けた際に、話題を自ら大谷選手に切り出し「本当にすごい選手だ。驚異的だ」と語った。続けて「忙しくてあまり野球を見られないが、テレビをつけたらなかなか良い日本人選手がいた」と冗談交じりに述べ、会場の笑いを誘った。​

ポストシーズンになって、打率.158と完全に抑え込まれていた大谷選手は17日(日本時間18日)のブルワーズとの第4戦で、打者として3本塁打、投手として10奪三振とこれまでの不振を払拭するかのように本来の実力を爆発させた。シリーズMVPにも輝き、チームを2年連続のワールドシリーズ進出に導いた。

この試合についてトランプ大統領は「史上最高の試合の一つだ。同じ選手が投打両方であれほどの活躍をした」とも称賛した。​

両者は今年4月にもドジャースのホワイトハウス訪問の際に対面しており、トランプ大統領は当時も大谷について「映画スターのようだ」「歴史に残る選手だ」と述べていた。再びその才能に言及した今回の発言は、アメリカ国内でも「国の代表が称える二刀流ヒーロー」と話題を呼んでいる。​

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