カーグ島だけではない ペルシャ湾の3島もイランの海上要塞

2026/03/22 更新: 2026/03/22

最近、米国がイランの石油の生命線であるカーグ島(Kharg Island)に手を出すかどうかに外部の注目が集まっている。しかし現在、その関心は広がりつつあり、ペルシャ湾にある別の3つの重要な島々も表舞台に押し上げられている。

CNNの報道によると、米軍はすでに中東へ3つの海兵隊部隊を増派した。トランプ氏はイランの領土を奪取するかどうかについて明言を避けているが、その発言には含みを持たせている。また、具体的な計画を事前に公表することはないとも述べている。

現時点で見ると、カーグ島以外にも、ペルシャ湾のアブ・ムーサ島(Abu Musa)、大トンブ島(Greater Tunb)、小トンブ島(Lesser Tunb)が潜在的な重要ターゲットと目されている。

まずカーグ島についてだが、ここはイランにとって最も重要な石油輸出拠点であり、原油の9割以上がここを経由して輸出されている。イランにとっては極めて重要な場所だ。以前にも、米軍は島内の一部の軍事施設に対して攻撃を行っている。

次に、他の3つの島に目を向けると、面積こそ小さいものの、その位置は非常に敏感である。これらはホルムズ海峡の近くに位置し、ちょうど航路を塞ぐ形になっているため、もし制圧されれば、海上輸送に直接的な影響を与えることになる。

これら3島は現在、イランが実効支配しているが、アラブ首長国連邦(UAE)も一貫して自国の領土であると主張している。この争いは1971年にまで遡る。当時、UAEの建国直前にイランがこれらの島を占領し、それ以来、問題は解決されていない。

情勢の緊迫化に伴い、イランは「もしこれらの島が再びUAE側からの攻撃を受けた場合、強力な報復を行う」と脅しをかけている。

また、イラン革命防衛隊のアリレザ・タングシリ海軍司令官は昨年11月、ペルシャ湾に浮かぶイランの島々はすべて「防衛を強化した要塞」であると語った。もし誰かが判断を誤れば、その結果は深刻なものになるだろうと警告している。

劉明湘
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