68年前の炬火台から採火 愛知・名古屋アジア大会の聖火リレーへ

2026/08/19 更新: 2026/08/19

第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の聖火リレーに向けた採火式が8月18日、東京・国立競技場(MUFGスタジアム)で行われた。

9月19日に開幕する大会を前に、陸上男子短距離の桐生祥秀選手が、1958年の第3回アジア競技大会で使われた炬火台からトーチに採火した。

この炬火台は、1958年に日本で初めて開かれたアジア競技大会で使われたほか、1964年の東京オリンピックでも使われた。旧国立競技場が建て替えられた後、現在の国立競技場に移設され、保存されている。

採火した火は、桐生選手から、アジア大会のハンマー投で優勝し、スポーツ庁長官を務めた室伏広治氏に引き継がれ、ランタンに移された。

桐生選手は「思いを託された火を受け継ぎ、次の世代にパワーを届けられるような走りをしたい」と話した。室伏氏は「全国が一体となって、愛知・名古屋大会が成功すればいい」と述べた。

式典には、大会組織委員会会長の大村秀章・愛知県知事、小池百合子・東京都知事、日本オリンピック委員会の橋本聖子会長らが出席した。

東京で採火された火は、8月20日に広島市の平和記念公園で「平和の灯」から採火される火と合わせられる。8月22日には名古屋城で、東京、広島、名古屋の三つの火が一つになる予定である。

聖火リレーは、女子レスリングでオリンピック3連覇を果たした吉田沙保里さんを第1走者として始まる。夏のアジア競技大会が日本で開かれるのは、1994年の広島大会以来、32年ぶりである。

大会は9月19日から10月4日まで開かれる。大会スローガンは「IMAGINE ONE ASIA ここで、ひとつに。」である。

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