中国と国境を接するラオスで、アフリカ豚熱が拡大している。ラオス国営通信によると、感染は複数の省に広がり、9月中旬までに1万頭を超える豚が死亡または殺処分された。政府は豚や豚肉製品の地域間移動や海外からの輸入を制限。一部の感染地域では、豚の屠畜だけでなく、豚肉の販売や消費まで一時停止する措置が取られた。
その隣の中国南部でも豚の大量死が相次ぎ、病気や死亡した豚が市場に流れているとの話が出ている。
本紙姉妹メディアNTD新唐人テレビが養豚業者や獣医師に取材したところ、広東、広西、江西、雲南、四川など各地で感染が広がっているという。江西省の獣医師は、周辺地域で数万頭の豚が死んだと話した。
さらに河南省の養豚業者は、江西省などの病気や死亡した豚が山東省の食肉処理施設へ運ばれ、冷凍された後、市場や学校給食に流れていると明かした。
アフリカ豚熱は豚やイノシシに感染する致死率の高い伝染病で、人には感染しない。
中国ではこれまでも、家畜の感染症が広がるたび、病死した豚の肉が市場に流れる問題を本紙が繰り返し報じてきた。
疫病はまたやって来る。そして、そのたびに浮上する「病死した豚はどこへ行くのか」という問題も消えない。中国の食肉をめぐる不安は、今年もまた繰り返されている。
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