中国 唐辛子工場が炎上 街中がむせ返る

食べてないのに激辛地獄! 中国で珍騒動

2026/10/26 更新: 2026/10/26

「ゴーストペッパー」をご存じだろうか。名前からして、ただの唐辛子ではなさそうだ。そう、その予感は正しい。世界有数の辛さを誇る、まさに激辛界の怪物だ。

そんな恐ろしい名前の唐辛子が、中国で街中を大騒ぎに巻き込んだ可能性がある。

中国・雲南省騰衝市で25日未明、唐辛子の加工施設が火災に見舞われ、強烈な刺激臭が市街地に広がった。

街では住民が次々と咳き込み、くしゃみが止まらなくなる人も続出。ネット上では「街中の人が咳をしている」と話題になった。

「外にいた仲間が一斉に咳き込んだ」「病院でもみんな咳をしている」「水を飲むだけで喉が痛い」。住民からは悲鳴に近い投稿が相次いだ。

地元政府によると、工業用唐辛子の加工施設で火災が発生し、唐辛子や関連資材が燃えて大量の刺激性の煙が発生。風に乗って市街地まで広がったという。

一部では、燃えた唐辛子は「ゴーストペッパー」だったとも伝えられている。

ゴーストペッパーは「ブート・ジョロキア」とも呼ばれ、かつて世界一辛い唐辛子としてギネス世界記録に認定された超激辛品種だ。ただし、実際に燃えた品種は明らかになっていない。

火災はすでに鎮火し、当局は大気の状況を調査している。

激辛料理なら食べなければ済む。だが今回は、息をするだけで激辛体験となった。唐辛子工場のある街ならではの、思いもよらない災難だ。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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