人民元下落、オフショア市場で1年1カ月ぶりの安値
人民元相場は対ドルで下落を続けている。30日の上海外国為替市場では、元相場は一時1ドル=6.84元台を割り、6.8401元を付けた。昨年6月26日以来の安値となった。
中国外貨準備高が3兆ドル割れ寸前、「市場介入が主因」
中国人民銀行(中央銀行)が1月7日に公表した統計によると、2016年12月31日時点で中国の外貨準備高は前月末比で410億ドル減の3兆105億米ドルで、6カ月連続の減少となった。16年年間では3200億ドル減少した。市場関係者の間では、中国の外貨準備高が節目の3兆ドルを下回れば、資本流出の加速とより一段の元安と懸念が高まっている。
日銀マイナス金利政策で中国輸出減少か=デイリーFX
日本銀行は1月29日の金融政策会合で、民間金融機関から預かっている当座預金の一部に付ける金利をマイナス0.1%に引き下げることを賛成多数で決定した。2月16日から実施する。