中国政府が運営する英字新聞社「China Daily（チャイナ・デイリー）」はこの半年間、共産党を賛美し、その宣伝を広めるために米国の新聞や雑誌社に160万ドル（約1億7500万円）以上の広告費を費やした。

中国政府系英字紙・チャイナデイリーは23日、米アイオワ州地元紙にトランプ大統領批判の広告記事を掲載した。米の外国代理人登録法（FARA）に基づいて、「外国の代理人」として登録されたチャイナデイリーによる米有権者向けの宣伝は、「選挙への外国の介入」に当たる恐れがある。貿易摩擦で米中関係が対立するなか、専門家は「火に油を注ぐ愚行」だと批判した。