激化する米中ハイテク戦争 技術覇権を巡る両国の攻防
米国、日本、オランダは特に重要である。これらの国々は、最先端の半導体設計や製造装置を提供しており、その技術は他に代替がない。3か国が協力すれば、最先端の半導体分野で、事実上の独占状態を形成できる。逆を言えば、親中の政党や政治家、首相が抜け道を見つければ、数年後には軍事で負ける可能性さえ出てくるということだ。この点について、日本とオランダの責任は大だ。業者は利益追求のために、何らかの方法で設備を輸出するかもしれないではないか? 長期的視点でみれば、それは紛れもなく罪だ。親中の時点で、限りなく罪に近いということだ。
中国版GPS「北斗」が運用開始 「各国の安保にとって新たなリスク」との指摘も
中国当局は7月31日、独自の衛星利用測位システム(GPS)の全面稼働をを始めた。一部では、中国側が同システムを利用して、国際社会への監視や情報取集を強化し、各国の国家安全保障に新たなリスクを与えるとの指摘がある。