医学誌「ザ・ランセット」 人体に新しい臓器発見
アイルランドにあるリムリック大学病院(University Hospial Limerick)の研究チームは2016年末、消化器系に新しい臓器があると発表した。発見されたのは、これまであまり重要とされていなかった腸間膜(mesentery)という部分。小腸などの臓器を腹腔内の背中側の壁につなぎとめている膜のことで、二重層になっている。医学誌『ザ・ランセット』(The Lancet Gastroenterology & Hepatology)に掲載された論文によると、腸間膜は独立した単なる器官ではなく、他の
孫思邈(そん・しばく) 人々を救う医学書を残す
唐代の書物「独異志」(唐代朝廷や民間の逸話を集めたもの)の中に、中国の歴史上有数の名医の一人・孫思邈(そんしばく)の逸話があります。
古代中国からの智恵―長寿の秘訣
古代中国の医学書は、病気になる原因として、食べ過ぎ、頻繁に食べること、雑食(いろいろな種類を食べること)を挙げています。食べ過ぎを防ぐために、人々は薄味にし、一日にとる食事の回数を減らしました。例えば、古代中国の人々は、質素な食事を2回とるだけでした。