中国伝統文化と日本(五) 共鳴する武人の心
旅順港閉塞作戦は、日露戦争(1904~1905)の初期において三次にわたって敢行された。
旅順港の入り口273mの細い水路に複数の古船を沈めて、ロシアの太平洋艦隊が拠点とする旅順港をまるごと封鎖する、という大胆きわまる
【漢詩の楽しみ】過零丁洋(零丁洋を過ぐ)
その遺志の通り、文天祥の名は、日本の幕末から明治にかけて不滅の火をともすことになる。
古代中国人の講じる「気節」とは
君子は「持節(じせつ)」、つまり気節を保つすることを大事にしていました。「気節」とは志気と節操という高尚な品格を指します。具体的に言うと、正義を貫き、威圧を前にしても決して屈しない頑強な精神を持つことです。