中国当局、上海市副市長を「重大規律違反」で調査、狙いは孟建柱元公安相か
中国共産党中央規律検査委員会は8月18日、上海市副市長兼公安局長の龔道安(きょう どうあん、55)氏を「重大な規律違反と法に違反した疑い」で調査していると発表した。専門家は、龔副市長の元上司で、司法・警察・検察・情報などを主管する党中央政法委員会書記を務めた孟建柱氏が今後、当局の捜査対象となる可能性が大きくなったとの見方を示した。
【紀元曙光】2020年8月2日
(前稿より続く)以来16年。李登輝さんは、大紀元にとっても「恩人」となった。
中国当局、傘下企業9社接収「明天集団」は非難声明 権力闘争激化か
中国当局は7月17日、2017年に香港から本土に連行した富豪、肖建華氏が率いる明天ホールディングス(以下は明天集団)傘下の金融企業9社を接収すると発表した。18日、明天集団は声明を発表し、中国当局による強制接収を非難した。専門家は、民間企業である明天集団が公に当局指導部の決定に反発したことは、党内の激しい権力闘争を反映したとの見方を示した。
法輪功弾圧21年 16カ国議員ら200人超が迫害中止を呼びかける
中国当局が1999年、伝統気功グループの法輪功学習者に対して弾圧政策を開始してから、7月20日で21年を迎える。7月11日まで、米英豪など16カ国の200人以上の議員や政府関係者が共同声明に署名し、21年間に平和に弾圧反対活動を行ってきた法輪功学習者への支持を示した。
【紀元曙光】2020年6月1日
1918年6月1日。日本で初めて、ベートーベンの「第九」が全曲演奏された。
【紀元曙光】2020年5月28日
40年前の事件により、都心にある「新宿西口」という地名には、凄惨な記憶が久しく焼き付いていた。
【紀元曙光】2020年5月20日
都会にいる子どもが、自然の生物に触れる機会は、どれほどあるのだろう。
「第2の中央党校」米ハーバード大学、中共ウイルスの感染者相次ぐ
米ハーバード大学のローレンス・バコウ学長と妻が3月24日、中共肺炎(新型コロナウイルス肺炎、COVID-19)に感染したことが明らかになった。過去20年間、ハーバード大学は中国共産党指導者の子弟を受け入れ、中国政府・軍高官向けの研修プログラムを立ち上げ、中国人富豪から巨額な支援金を受け取るなど、中国当局と親密な関係を築いた。
ファーウェイなど10社、「コードネーム持つ軍需企業で江沢民一族と密接な関係」=郭文貴氏
英シンクタンクの最新調査が、米政府が従来指摘してきた中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と中国当局および中国軍との関係性について、「強い繋がりがある」と結論付けたことで、ファーウェイへの注目が再び集まった。一方で、米国に亡命した中国人富豪の郭文貴氏は中国当局・軍と密接な関係にあるのはファーウェイだけではないと指摘した。同氏によると、ファーウェイなど中国ハイテク企業のトップは、軍と国家安全機関から「コードネーム」を与えられている。
「ファーウェイは中国当局に完全服従」=同社幹部元妻インタビュー
中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)オーストラリア支社の最高経営責任者(CEO)である劉浩生氏の元妻、冉華(ゼン カ)氏はこのほど、大紀元の取材に応じ、ファーウェイが世界各国の通信会社との業務提携を利用し、各国政府に対する中国当局の影響力拡大を任務にしていると暴露した。
中国大手企業の影の所有者か、江沢民孫・江志成氏の錬金術
中国一の富豪と言えば、電子商取引最大手アリババ集団の馬雲会長や、不動産コングロマリットの大連万達集団(ワンダグループ)の王健林会長などと、名を挙げる人は少なくない。近年、中国高官らへの汚職摘発や、海外メディアが報道した租税回避行為に関する機密文書、「パナマ文書」などから、真の中国一の富豪は、江沢民元国家主席の孫、江志成の可能性が高い。
大紀元、江沢民らの海外資産に関する情報提供を呼びかける
中国共産党体制の下で、中国国内では政府高官から末端の党員幹部による汚職、腐敗事件が次々と現れ、深刻な様相を呈している。特に1990年代初期、江沢民が最高指導者に就任してから、「腐敗を以て国を治める」と政治運営をしてきたため、中国政界における汚職実態がさらに悪化した。過去数十年来、江沢民を始めとする高官とその親族らが中国経済を支配し、莫大な国家資産を不正流用して懐に収めた。
「法輪功学習者をすぐ釈放して」住民205人が指印付き嘆願書を裁判所に提出
中国山東省青島市膠州市のある村で、法輪功を学んでいたことを理由に夫婦2人が公安当局に拘束された。村民と家族は、2人には罪はなく拘束される理由はないとして、2月18日、早期釈放を求める住民205人分の指印付きの署名文書を提出した。
昨年急死の中国人物理学者、15歳から中国情報当局の管理下に 中国の元政府高官が暴露
中国元政府高官はこのほど、昨年12月に急死した中国系米国籍物理学者の張首晟氏について、張氏が15歳に上海名門、復旦大学物理学部に入学した当初から、中国当局が主導する西側のハイテク情報窃盗に関与したと明らかにした。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が23日伝えた。
中国、反腐敗運動で圧勝宣言 「米中対立で危機的な状態の反映」との分析
中国の習近平国家主席は14日に開かれた政治局会議で、反腐敗との戦いに「圧勝を収めた」と宣言した。2012年の共産党大会後に同運動が始まって以来の「勝利宣言」となった。同発言について、貿易問題に端を発した米中対立が先鋭化するなか、中国共産党政権は執政の危機にさらされ、「内部の団結」を優先させた、と専門家は分析した。
国際刑事機構中国人トップが行方不明 失脚の噂も
国際刑事機構(インターポール)総裁で中国公安部副部長の孟宏偉氏は、赴任先のフランスから9月下旬に中国に帰国した後、行方不明になっている。フランス国際放送によると、現地警察当局は捜査を開始している。
反腐敗が失速? 中国問題専門家:江沢民の逮捕が急務
中国政府系メディアが19日、約19日間ぶりに習近平国家主席の動静を報じた。国営中央テレビ(CCTV)は当日夜19時から放送されたニュース番組で、トップニュースとして、習主席が17日から19日にかけて開催された中国共産党中央軍事委員会の党建設会議に出席したと、11分間に及んで詳しく報道を行った。
チベット人人権活動家ニマ・ラモ氏、テンジン・デレク師事件を語る
3年前の7月12日、四川省成都にある刑務所で一人のチベット人僧侶が獄中死した。
中国軍改革が困難な局面に? 営利事業の中止を延期
中国共産党中央弁公庁、国務院(中央政府)弁公庁、中央軍事委員会弁公庁はこのほど、軍による営利事業や有償サービスの提供を年内に全面的に停止するよう党、政府、軍の関係部門に通達した。しかし、新華社通信昨年5月31日の報道では、期限は今年6月に設定されていた。期限の引き延ばしについて「軍改革が予想以上の困難だった」との見方が出ている。
大富豪・呉小暉氏に懲役18年、1800億円の資産没収 習氏「迅速に処理」と指示
中国の上海第1中級人民法院(地裁)は10日、安邦保険集団元会長の呉小暉氏に対して、詐欺と職権乱用の罪で懲役18年の実刑判決を言い渡した。また、呉氏の個人資産105億元(約1800億円)を没収するとした。金額として、過去最高とみられる。
なぜ法輪功は迫害されたのか 4.25陳情をふり返る
1999年4月25日、中国の天安門広場で中国の社会を揺さぶる出来事が起きた。一万人を上回る法輪功の愛好者が北京の中南海にある府右街陳情オフィスを訪れ、集団陳情を行った「4.25中南海陳情事件」である。事態は朱鎔基首相(当時)が自ら愛好者の代表と会見をし、平和的に解決されたかにみえた。しかしその3カ月後、当時の国家首席江沢民は「法輪功迫害」を断行し、その迫害は今なお続いている。
中国、SNSでも言論弾圧 投稿した6人の市民が逮捕された
WeChatは中国で最も人気のあるソーシャルメディアプラットフォームの1つで、最新の統計によると、中国国内で5億人近くのユーザーを有している。しかし、その使用者は犯罪者にされるケースがある。
中国、保険大手・安邦を公的管理 「紅いファミリー」への締め付けか
中国当局は24日、金融大手の安邦保険集団(以下、安邦)を今後1年間当局の管理下におくと発表した。また、当局は同社の呉小暉会長について、「詐欺的な資金集め」と「職務上の横領」などの経済犯罪の疑いで起訴した。中国メディアによると、呉会長は昨年6月に当局に身柄拘束された。
中国、楊晶国務委員を汚職容疑で調査 副首相級
中国共産党中央規律検査委員会は24日、楊晶国務委員(副首相級)が「重大な規律違反があった」として調査を受けていると発表した。
法輪功、台湾で年次体験交流会を開催
11月25日、台北市の国立台湾大学スポーツセンターに世界数十カ国から集まった中国伝統気功法・法輪功の学習者およそ7500人が集い、自らの精神の向上と修練について語る「修煉体験交流会」を開催した。
中国新指導部に大抜擢された「政界の不倒翁」王滬寧氏、どんな人?
居心地が悪かったのか、中国を牛耳る7人の最高指導部の一人として紹介された王滬寧氏は落ち着きがなかったように見える。地方首長の経験がなく、歴代最高指導者のゴーストライターとして黒子に徹してきたが、突然の大抜擢に本人は誰よりも驚いたかもしれない。
中国「第二の軍事力」武装警察の2重管轄解消へ、クーデター実行の過去も
「第二の軍事力」と称される武装警察部隊(以下、武警部隊)に習近平政権はメスを入れた。中国全人代は10月31日、武警部隊改革の草案を審議した。同中央会議で武警部隊トップの王寧・司令員は改革の方針について「中央指導部・中央軍事委員会による一括集中指導を強化する」と述べ、改革で指揮・管理の体制、組織構造を見直すと説明した。改革案の詳細はこれから決めていくという。
習近平氏、虚を捨て実を取りパワーゲームに勝つ
中国共産党大会が閉会した翌25日、「最高指導部」となる7人の常務委員が登壇した。進退をめぐってメディアの焦点となった王岐山氏の姿はなく、新人の顔ぶれが目立った。15億人もの「人民」を統治する指導部人事には、各派閥の利害関係が反映する。胡錦濤氏や江沢民氏に近い人物も選ばれたため、習近平氏は党内融合を優先したと言える。
19大までの5年間 覆された江沢民の数々の政策
中国共産党第18回全国代表大会(18大)以来、習近平氏は軍事、政治、教育、経済など各分野で江沢民政策を覆してきた。そのため、江派の利益集団からの反発も空前絶後のものとされる。19大まで過去5年間も繰り広げられた習、江両陣営の熾烈な戦いは、江派勢力の敗退で決着がついたとも読み取れる。
【画像】葬儀場でも党大会「お祝い」スローガン 園児にも視聴を強要
中国共産党は、党への忠誠を愛国とする洗脳を、老若男女、貧富など、場所環境を問わず幅広く展開している。いたいけな幼稚園生や、死者を弔う葬儀場でさえ例外ではない。