中国、新しい外商投資法を可決 欧米の懸念払拭できるか
中国の全国人代表大会(全人代、国会に相当)は15日、外資企業の権益保護を強化する外商投資法を、賛成2929票、反対8票、棄権8票で可決した。来年1月1日から実施する。中国当局は昨年12月下旬に同法案の草案を本格的な審議に入ってから、わずか3カ月という異例の速さで成立した。
米中首脳会談、習近平氏自ら改善案を説明=米NTC委員長
米ホワイトハウスのビーター・ナバロ国家通商会議(NTC)委員長は3日、米メディアの取材を受けた際、1日行われた米中首脳会談の一部始終を言及し、トランプ政権は中国当局に構造改革を早期取り込むよう求めたのを明らかにした。
米中貿易摩擦一時休戦 完全収束になお課題
アルゼンチン首都ブエノスアイレスで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議は1日、首脳宣言を採択して閉幕した。G20に合わせて行われた米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談では、米中貿易摩擦をめぐって双方が一定の歩み寄りがみられた。
中国裁判所、米マイクロン製品の販売を禁止 米中ハイテク紛争激化か
中国の裁判所はこのほど、米半導体メモリー生産大手マイクロン・テクノロジーに対して、同社のDRAMやNAND型フラッシュメモリなど26種製品の中国での販売を差し止めた。通商問題やハイテク産業の知財権侵害で中国に強硬姿勢を示した米国に対する中国側の報復措置ともよみとれる。